ジョンソン・エンド・ジョンソン 格付AAA評価の世界最高優良企業

ジョンソン・エンド・ジョンソン 格付AAA評価の世界最高優良企業

ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)はアメリカのヘルスケア、医療機器大手企業。

S&Pの格付でAAAの評価を受けている企業はジョンソン・エンド・ジョンソンとマイクロソフトの二社だけで、世界でもトップクラスの優良企業として知られる。

バンドエイド、アキュビュー

日本の会社ではないので知名度はそこまででもないが、ドラッグストアに行けばジョンソン・エンド・ジョンソンの商品はたくさん置かれている。

代表的な製品は 日本でも1959年から販売されている「バンドエイド」で、同製品はガーゼ付き絆創膏の代名詞になっている。新商品である「キズパワーパッド」も同社の製品である。

他に頭痛薬「タイレノール」、使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」、洗口液「リステリン」、禁煙補助剤「ニコレット」などがある。

盤石の優良企業

1982年に発生した「タイレノール事件」でジョンソン・エンド・ジョンソンがとった対応は危機管理の模範とされる。

タイレノールはアメリカで最も売れている頭痛薬だが、このタイレノールに毒物が混入されて死者を出す事件が起きた。

まったく原因がわからない中、CEOのジェームズ・パークはすぐにテレビ、ラジオ、新聞広告等でタイレノールの使用中止を呼びかけ、製品の回収と製造・販売中止を決定した。そして外部の検査機関に製造工場の調査を依頼した。

結果、毒物は工場で混入したものではなく、ドラッグストアで包装箱の上から注入されたことが判明。包装を三層にすることで製品の販売を再開した。

同社の誠意ある対応と情報発信により、タイレノールの売上は八割まで回復した。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは医療用の医薬品も多数販売していて、常に多額の研究開発費を投入している。売上も株価も右肩上がりが続き、株主に対しては56年連続で配当金を増配している。

2019年の世界時価総額ランキングでは11位に位置していて、同社より上位の企業はIT関係企業ばかりであることを考えると、ジョンソン・エンド・ジョンソンは格付AAAも納得の超優良企業と言える。

なお、日本の企業で時価総額ランキング50位までに入っている企業は、40位のトヨタ自動車だけである。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの設立は1887年。ダウ平均株価の構成銘柄にも入っている。本社は独立13州のひとつであるニュージャージー州。

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