カドカワの株主優待 書籍、ライトノベル、漫画、映像作品から選べる

カドカワの株主優待 書籍、ライトノベル、漫画、映像作品から選べる

出版社の多くは株式を上場していない。その理由として、内容に口出しされたくないからだという。たとえば吉本興業が文藝春秋社の筆頭株主になったら、週刊文春は吉本に対する「文春砲」を書きにくい。

しかし、「角川書店」として有名な大手出版社のカドカワは上場している。

KADOKAWA・DWANGO

カドカワは2014年にニコニコ動画を運営するドワンゴと合併し、株式会社KADOKAWA・DWANGOとかいう会社になった。会長にはドワンゴの創業者である川上量生氏が就任した。

多くの作品を生み出してきた伝統ある角川書店が、一時的にブームになっただけのニコニコ動画なんかと合併して会社名まで変更したのは謎で仕方なかったが、やはりドワンゴが経営の足を引っ張り続けた。

翌年に株式会社KADOKAWA・DWANGOはカドカワ株式会社になった。カドカワの「カ」とドワンゴの「ド」「ワ」を拾って「カドカワ」という会社名なったという話だが、どう考えてもカドカワから「カドカワ」を取ったとしか思えない。

残念ながら、英語名では未だにカドカワ・ドワンゴらしい。

カドカワは長らく株価も低迷が続いていたが、ドワンゴ出身の川上量生氏が社長を退いたこともあって、最近は回復してきている。

カドカワの株主優待

そんなカドカワの株主優待は、書籍三冊、DVD一枚、電子書籍3,000円分などのいずれかから選択することができる。本好きにはたまらない内容だ。

書籍は 所定の文芸単行本、文庫、ビジネス書、新書、ライトノベル、漫画から選ぶことができる。直近の優待内容には新海誠の小説「君の名は。」とか、垣根良介の「信長の原理」とか、湊かなえの「ブロードキャスト」など。新書からは呉座勇一「陰謀の日本中世史」などがあった。

好みの本がない場合は電子書籍のポイント(コインという)に変えておけば、いつでも好きな作品に変えることができる。

株主優待はその会社の株を持っているともらえる。

カドカワの場合は、100株以上の株を一年以上所有していればもらえる。それにはどのくらいのお金が必要かというと、約15万円になる。

株は現金とは異なり価格が上がったり下がったりするため、一円でも損したくない人間にはとても嫌われているが、金持ちの多くは資産の一部を株にして所有している。株は売却も簡単なので、不動産などに比べれば現金に換えることは容易だ。

15万円を預金しておく代わりに株券に変えておけば、毎年書籍三冊を無料でもらえる。もちろん株価が下がれば書籍代以上に損する可能性もあるが、逆に上がればさらに得する可能性もある。

株主優待で書籍がもらえる銘柄はあまりない。カドカワは貴重な会社である。

芸術カテゴリの最新記事